木久学院のカリキュラムがあるコースの最高クラス「高等師範科」は月に一度、一年間勉強します。
高等師範科は、師範科を修了して師範三級の資格がないと受講出来ないコースになっています。
自分で着物が着れるようになる基礎科、他人に着付けることが出来るようになる専門科、どちらも普段着から正装までの着物です。師範科で更に着付け技術を磨くと共に、自分の教室を開業した時に困らないよう生徒の指導の仕方や話し方なども勉強しました。最短でも二年半、着付けの勉強をしてきた方達です。師範三級取得後、師範二級を取得してから受講する方はさらに一年勉強してきました。長い道のりですが、ここでやっと受講出来るのです。
高等師範科の内容は大きく知識と技術に分け、より着物や着付けを研究、理解を深める為の勉強をしています。
今日、最後の授業を受けた方々は昨年10月から、前半は自分で装う自装や他人に着付ける他装（振袖に変わり結びや花嫁の打掛姿 など）の見直しや研究をし、この半年は着物や帯の生地、織り方や染め方などなど・・・ 様々な角度から着物について勉強してきました。最終日の今日は一年のまとめです。先月に引き続いての着物まわりの小物から草履を掘り下げて勉強しています。
皆さん着物が好きで続けてこられたと思います。そして、この一年で益々着物が好きになった事でしょう。
これからはまわりの人に着物を広める事も課題になります。 お願いしますね。皆さん良い笑顔ですね。
＊手結びの着付けで手持ちの物を使って着付けを指導します。お気軽にお問い合わせ下さい＊
着付の名門 木久学院
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