木久学院では月に一度の勉強会を開いています。対象は師範科を卒業された方、つまり分室の先生方です。着付けの基本から応用まで生徒指導に役立つものと着付師として現場に出た時に役立つことをテーマに開いていますが、毎年３月は着付師登録された方が所属する日本着付師協会主催のイベントを行っています。
内容は毎年違いますが、ここ数年は着物に関わる物のモノづくりをしています。今回はビーズで帯留を作りました。
理想は着物や帯を思い描いて、合いそうな帯留をイメージして図にしたら、そこにビーズを組み合わせテグスで繋げ補強のフエルトを付け、帯留金具に接着させます。
限られた時間で作成しますから、今回は何パターンか予め見本を作成し、その中から自分好みのビーズを組み合わせ図の通りに組んで行けるように準備しました。同じ図でもビーズの組み合わせでまるで違う印象になるのが面白いですね。また図が無くてもインスピレーションで自由に組み合わせて、素晴らしい帯留を仕上げた人もいるようです。
2時間という時間では少し難しいようでしたが皆さん真剣そのもの。初めはとても賑やかでしたが、形や色が決まりましたら急に静かに・・・帯留金具を付けるところまで進んだ人は極僅か。残りは宿題となりましたが夏には涼しげな帯留に会えることでしょう。楽しみですね。
＊手結びでの着付けで 手持ちの物を使って着付指導します。お気軽にお問い合わせください＊
着付の名門 木久学院
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