去る3月4日、花冷えが続く中、暖かい陽射しに恵まれた1日に行われました。
まだまだコロナ禍、マスクも外せないので華やかさは半減しますが、どのステージも練習の成果を出す事が出来たと思われます。
1ステージは前期専門科、留袖の他装です、留袖はミセスの第一礼装ですから普段着の着物のときより念入りに補正をして、比翼仕立ての為重たいので紐類もしっかりと締めます。帯も重厚な錦織が中心ですからどっしりとしています。それぞれモデルさんの体型に合った着付けが出来たようです、皆さん13分という規定時間内に仕上げることが出来ました。
2ステージは後期専門科、振袖の着付けです。振袖は袖が長い分重たいので衿や肩の身頃が引っ張られ易く着崩れのもとになりますので、きちんと整えて胸紐を掛けるようにします。帯結びは規定の帯型6種の中から着物や帯、モデルさんの体型など考慮して決め、後期専門科も振袖を長襦袢から13分で着付けます。
3ステージは師範三級の、鏡無し留袖自装です。鏡がありませんので指先に神経を集中させ、なかなか思い通りには出来ませんが練習の成果が出せれば大丈夫。規定時間10分です。
4ステージ目は師範ニ級の中振袖に変わり結びです。規定の帯型７種の中から好きな形を選び披露します。ステージでは帯結びからですが楽屋で振袖を綺麗に着付け、帯をしめたら帯締め帯揚げのアレンジもします。帯を巻くところから8分で仕上げます。
＊お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせください＊
着付の名門 木久学院
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