着付の流派、木久流の木久学院では入学して基礎科、前期専門科、後期専門科、師範科、帯専科、師範二級、師範一級までのコースの習得で「着付師」「師範」の資格を取得出来ます。そしてその上には段位制度があり、師範一級の資格を持っていれば昇段試験を受けることが出来ます。
今年の受験者は4名、初段1名、二段2名、三段1名です。受験する段位により試験内容は違いますが、それぞれ事前に提出するレポート、着付技術試験、ペーパーテスト、面接とたくさんの項目をこなさなくてはなりません。
レポートもペーパーテストも各段毎に違います。着付技術試験は初段が留袖の自装、二段は留袖の他装、三段は振袖に変わり結びと染めの着物の自装の2種類です。皆さんきっちり練習して試験に臨んでいますが緊張の為に手が震えたり、汗で紐がくっついてしまったり、頭の中が真っ白になったり、なかなかいつも通りに実力発揮とはいかないようでしたが頑張りは伝わってきました。
写真はペーパーテストに取り組んでいる受験者とドキドキしながら面接の順番を待つ受験者です。面接が終われば試験はお終り、あとは結果を待つだけです。
*手持ちの物を使って手結びの着付を指導します。お気軽にお問い合わせ下さい*
着付の名門 木久学院
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