木久学院の帯専科は、現在一般的に締められているいろいろな帯の結び方を6ヶ月間で学びます、帯専科は基礎科、専門科が終了していないと受講出来ないクラスですが、多くの方が総合的に知識を身に付けられる師範科を先に勉強してから受けています、それは着物の知識によって帯周りの理解がしやすくなるからだと思います。
この講義は大まかな帯の変遷を交えながら、それぞれの帯[丸帯、袋帯、洒落袋帯、織名古屋帯、染名古屋帯、かがり名古屋帯、京袋帯、昼夜帯、半巾帯、角帯、兵児帯、掛下帯、抱帯、しごき帯]の特徴、格、寸法、生地、技法、模様、柄置き、仕立て方等細かく学びます。それぞれの帯の特徴を踏まえて着物との合わせ方やTPO、コーディネートのアドバイスもされました、普段着としてアンティークのきものを着る方も増えているようですが式典のような改まった席では決まり事をキチンと守りたいものです。
最後に振袖の変わり結び、基本の三種[ふくら雀、立て矢、文庫]の枕の当て方の確認と帯揚げ、帯締めの整え方や飾り方など実技披露がされました。
*お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2-2
TEL 054-255-9211




