着付の名門木久学院のカリキュラムは6ヶ月または12ヶ月で一区切りするものが多いのですが、その区切りとなる3月と9月に着付け技術の公開試験となる発表会が行われています。
今回も前期専門科は準着付師に、後期専門科は着付師の資格取得の為、師範三級、二級もそれぞれの資格取得の為に資格審査発表会に臨みました。それぞれの過程において少しずつ着付け技術もレベルアップし最終的にはとても綺麗な着物姿が出来あがります。
木久学院の創立当初の昭和40年代前半は1年間で4回も資格審査発表会が行われるほど着付けブームでしたが、ここ3、40年は落ち着いて年間春と秋の2回の発表会を続け、今回で125回目を迎えました。
これまで多くの方たちが楽しく練習をして、少し緊張しながら発表会に臨み資格を手にしています。そして、取得した資格を生かし着付師として働いている人、着付教室を開き生徒さんを指導されている人、着物の知識を活かせる仕事に就く人もいますが、1番多いのは自分が好きな着物を着て楽しむ人です。そして娘さんやお孫さんに着物を着せてあげている人も多いです。
発表会の着付け技術は留袖を着付ける、振袖を着付ける、鏡無しで留袖を着ると云うものですが、それぞれの規定時間が決められていますので手早く綺麗に着付けなければなりません。
昨年の春の発表会もコロナ禍で手探りの開催になりましたが、今年はやみくもに恐れることも無く自分たちで出来る対策をして乗り切れるように注意しながらの開催です。早くこの資格審査発表会を多くの方に観に来ていただける日が一日でも早く訪れることを願っています。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付指導します。お気軽にお問い合わせ下さい*
着付の名門 木久学院
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