木久学院の基礎科の合同講義は基礎科に入学したての方から終了間際の方まで様々です。この講義は基礎科に限らず、着物が好き、着物のことを知りたい、勉強したい人に是非聴いて欲しい着物のお話と忘れがちな一般作法の講義です。
着物の生地の分類、織の着物と染めの着物の見分け方、製造過程、見た目、手触りなどの違いや特徴などの比較をしながらの解説。
衣格 きものと帯の組み合わせ、着物と帯のそれぞれの衣格を合わせた組み合わせ、例えば礼装用の留袖や訪問着に普段使いの細帯や名古屋帯を合わせてしまう事がない様に着物と帯のそれぞれの「格」をしっかり覚えておきます。
色の調和、色の組み合わせは好みもありますが、着物を着る目的、場所、年齢などでも変わります、大人しく同系色でまとめたり個性的に反対色を効かせたり、一番面積の広いきものの色を決めて帯や小物を合わせるとまとまりやすいです。
衣替えの時期 日本には美しい四季があります、その時々に合う着物がありますから地方によって多少の違いはありますが、気候に合わせて、先取りして衣替えを行います。
リフォーム、着物や帯は直線裁ちです、洗い張りを繰り返してその役目が果たせなくなった時は他の物に作り変えて新たな命を吹きこみます。例えば着物は子供用に、羽織りや帯にすることも出来ますし草履やバッグにも、最後は小さく木目込み人形や吊るし雛などの細工物にも生まれ変われます。
一般作法では挨拶の仕方やお辞儀の仕方などの基本的なことや、現代では少なくなっている和室でのマナーを受講します。意外と知らないことも多いので「いざ!」という時に役立つこと間違いなしです。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付指導します。お気軽にお問い合わせ下さい*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2-2 呉服町ビル4F
TEL:054-255-9211