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木久学院の帯専科初級「合同講義」が行われました 

2021年03月10日 ブログ
木久学院の帯専科初級「合同講義」が行われました  木久学院の帯専科初級「合同講義」が行われました 

木久学院の帯専科初級コースの期間は6ヶ月。現在一般的に使われている帯を一通り締められるようになるためのカリキュラムになっています。一般的に使われている帯は半幅帯、名古屋帯、袋帯から丸帯、角帯、へこ帯、祝い帯、抱え帯などなどです。


この合同講義は帯の基本を主体とした内容となっています。帯の知識、変わり結びの基本三種の結び方、帯枕の当て方など復習を兼ね、基本の見直しにもなります。帯専科初級の受講生は着付けを習い始めて2年から3年の方達です。基礎科のときから練習しているのでいろいろな種類の帯の知識も少しずつ蓄積されていますから再確認になる講義です。 


帯の始まりから役割、種類、格、特徴、合わせる着物やコーディネートなどの帯のお話。
帯結びと言えば華やかな振袖に変わり結びが思い浮かびます。帯の結び方にはいろいろな形がありますが、変わり結びの帯型は大きく分けて3種類。『お太鼓型』『立て矢型』『文庫型』で、どの帯型もこの3種類の中に分類されます。お太鼓型といえば「ふくら雀」。左右の羽根は背中で交差するように置き一度帯枕と両羽根を密着させてから背につけます。お太鼓と垂れのバランスを見ながら帯締めを当て全体が円になるように形作ります。「立て矢」は時代劇の大奥で見るような斜め縦型のリボンの様な形です。左肩から右下に半円形を意識して羽根を置き帯枕を置く時はすこし右上がりにしてしっかり手先を押さえ、小さめのお太鼓を作ります。「文庫」は花嫁衣裳の打ち掛けの下に隠れている帯の形で、お椀を伏せたような形。左右対称に羽根を取り羽根の一部を帯枕で押さえるように当てて羽根を広げます。
帯枕の置き方で仕上がりの形が変わりますので慎重に置きます。

この三種の基本の形から様々な結び方が生まれています。結び方は無限大。いろんな形の結び方が学べる帯専科は楽しい6ヶ月間です。



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