木久学院の師範科4月生の3回目の解説付きテストは留袖を自分で着付けながら説明をするというものです。1回目、2回目の解説付きテストは留袖を着付ける・振袖を着付けるといった他装でしたが今回は自装。目で確認出来ませんから姿勢を良くし指先に神経を集中させ、感覚を研ぎ澄まし着付けなければなりません。どんなふうに着付けているかの説明もしながらポイントの主張もするという大変なテストですが皆さん練習の成果が少し見られました。
合同講義は師範科1年間のまとめとして『着付道』です。学院長の体験談などを伺い、着付けに出会ったきっかけを思い出して希望は叶ったのか?さらなる目標が出来たのか?この先どうしたいのか・・・私達の民族衣裳の着物や着付けにどう関っていくのか、大きなテーマではありますがゆっくり考える時間になりました。後半は受講生に着心地の良い着付けの披露です。その方にあった帯の高さお太鼓の大きさ紐の締め具合を一つ一つ教えていただきました。
続いて3月13日に行われる第125回資格審査発表会の説明会です。今日解説をしながら留袖を自分で着付けましたが、発表会の舞台では着物から10分、もちろん鏡は有りませんから更なる練習が必要です。模範演技を見て動きの確認をしました。師範科一年間の最後の集大成、発表会楽しみですね。皆さん良い舞台にしてください。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付けを指導します。お気軽にお問い合わせ下さい*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2-2 呉服町ビル4F
TEL:054-255-9211