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木久学院の師範科10月生『解説を付けた留袖他装のテストと基礎科セミナー講義』

2021年02月01日 ブログ
木久学院の師範科10月生『解説を付けた留袖他装のテストと基礎科セミナー講義』 木久学院の師範科10月生『解説を付けた留袖他装のテストと基礎科セミナー講義』

木久学院の師範科コースのカリキュラムは1年間。4月と10月がコースの開始になります。
今回の師範科生は10月生。師範科に進級して4か月、師範科ですから着付け技術はもちろんのこと、着付け手順の説明や着物、帯、使用する小物類まで役割や素材などの知識が必要となってきます。それらが実際に出来るようになるためのテストの一つが今回の『留袖他装の解説付きテスト』です。


テストはご自分でモデルをお願いした人に留袖を着付けていきますが、この解説付きテストは審査の先生と一対一のテストで、テストの流れは、初めに着付けをする『留袖』という着物について、そして留袖に合わせる袋帯や長襦袢の材質や素材、仕立てや柄付け、そして着付けに使われる和装小物についても一つずつ説明をします。その後、着付け方やポイントの説明を付けながら着付けしていきます。このテストの規定時間は18分です。師範科に進級して初めてのテスト、話をしながら着付けをすることも初めてですから皆さん緊張から早口になり、着付けも焦ってしまいます。手と口を同時に動かしながら綺麗に着付ける事は大変ですが、皆さん規定時間内に出来ました。


また、テスト後に行われた『基礎科セミナー』の講義は師範科を修了してから基礎科の生徒さんの指導をする時に慌てないよう心構え、準備するもの、考え方、木久学院への提出書類の出し方など、いろいろなお話と技術を交え時間割に沿って行われます。基礎科のお稽古としては、身体に合わせた補正着作成、浴衣に半巾帯、織の着物染めの着物、それぞれに名古屋帯、袋帯を合わせた着付けを指導します。最終的に留袖が綺麗に着付け出来れば終了となります。
基礎科の時間割は6ヶ月ですが、じっくり一年掛かりで習得される方も沢山いらっしゃいます。それぞれのペースで納得いくまで練習して自分の形を見つけている様です。
新米先生は時間割通りに進めたくなると思いますが、生徒さんとしっかり向かい合って授業を進めて行くことを望みます。

手結びで手持ちの物を使って親切丁寧に最後まで責任を持って指導するという創立当初から変わらない指導方針を受け継いで行って欲しいと願っています。



*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付指導します。お気軽にお問い合わせ下さい*

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