晴天に恵まれました3月15日 木久流着付 第123回着付資格審査発表会が行われました。
新型コロナウイルス肺炎が蔓延し、自粛要請が出ている中の開催となるため危ぶまれましたが、時間と人の流れを工夫し多くの人と接触しないよう、また舞台上でもマスクの着用をOKにして、行うこととしました。見学の方の来場も控えていただくようお願いしたため、小規模な開催となりましたが事故も混乱も無く終わることが出来ました。
発表会の会場は、静岡市の中心街の葵区七間町 MIRAIEリアン(コミュニティホール七間町)いつもは誰でも使えるフリースペースも一般の方の入場制限されていて貸し切りのような状態でした。
発表会の舞台は6ステージに分けられています。
1、2ステージの着付技術は前期専門科の「留袖を他人に着付ける」です。初めて舞台で着付技術の披露をするので緊張された人もいたと思いますが、それぞれのモデルさんの体型や年令に合わせた着付けをすることができたようです。
3、4ステージの着付技術は後期専門科の「振袖を他人に着付ける」です。着付け時間は前期専門科の留袖と同じですが、振袖ですから袖が長くて着付け難いうえに帯は変わり結びです、若いお嬢さんらしく華やかに着付ける事が出来たでしょうか。
5ステージは師範三級の鏡無しの留袖自装です。鏡がありませんから指先を始めいろいろなところに神経を集中させて 一つひとつ丁寧に仕上げていかなければなりません。
6ステージは師範二級の振袖の変わり結びです3、4ステージと同じ振袖ですが着物の着付けまでは楽屋で済ませて舞台上では帯結びからを8分で仕上げます、専門科の帯結びより少し複雑になって、バランス良く仕上げることが出来ると美しい仕上がりになります。
出場者それぞれ緊張しながらも頑張って着付けられたと思います。
*手結びの着付けで 手持ちの物を使って着付け指導します。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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