帯専科初級コースでは、振袖や七歳の祝い帯に結ぶ変わり結び以外の一般的な帯の結び方全般を学びます。
半幅帯は主に浴衣用に、羽織下に、名古屋帯は角出し結び、少し華やかな変わり結び、男物の角帯、兵児帯、帯下に締める抱帯、一番の礼装用の帯である丸帯の結び方などなど・・・
日頃のお稽古で結び方を習いますが、このころになると基本の形を忘れがちですから、基本の三種である『ふくら雀』、『文庫』、『立て矢』の結び方を復習します。どんな形に結ぶとしても基本はとっても大切です。基本を外れて結ぶと壊れますから、常に基本を忘れずに結びたいものです。
また、帯揚げ帯締めの結び方も基本の形の他にアレンジを加えた形を崩れないように華やかに結び飾ります。
講義では現在出回っている帯の歴史、産地、材質、特徴、着物とのバランスや組み合わせなど、それぞれの帯について掘り下げた内容になっています。
帯専科初級が終了すると、帯専科上級に当たる師範二級のクラスに進めます。師範二級では初級ではやらない袋帯の変わり結びが主な内容になっています。楽しいですよ。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付けを指導します。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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