木久学院が月に一度開催している先生方の勉強会である『たちばな会』。今月のテーマはは商品知識です。大きなテーマではありますが今月は中でも一番重要だと思われる「着物の生地」についてです。着物の生地の中から染め下生地、白生地について代表的な一越縮緬 錦紗縮緬 古代縮緬 紋綸子縮緬 羽二重 塩瀬 絽などに重点を置き、織り方、糸の繰り方、撚り方、精練方法 形態、特徴、利点欠点、適した使い道などのお話です。
他にも、紗、紋紗、透紗。麻素材の上布、多種多様に増え続けた着物の生地は、特徴を知っていても、見たり触ったりしただけでは判断のつかないものも多々ありますので、一枚でも多くの着物を触って、着物の生地に馴れるようにして確かめてほしいですね。
有名な生地では、結城紬、大島紬、黄八丈でしょうか?いずれも絹素材で、とても高価な物ですね、着物の生地に成るまでの工程を知るとそれは大変で高価になるはずだとうなずけます。お召や地名のついた信州紬などもありました。
他にも木綿の、唐桟、久留米絣、阿波しじらも細かい作業です。
近年よく見かけるシルックは化繊なので扱いも楽な上に安価な着物生地です。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付けを指導します。お気軽にお問い合わせください*
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