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木久学院の着付け勉強会 たちばな会『成人式の着付』

2019年12月16日 ブログ
木久学院の着付け勉強会 たちばな会『成人式の着付』 木久学院の着付け勉強会 たちばな会『成人式の着付』

今年も残り少なくなってきました。年が明ければ直ぐにあるのが成人式です。この日を楽しみにしているのはお嬢様本人だけでなく、ご両親、ご家族もだと思います。そんな記念すべき日のお手伝いが出来る私達も楽しみにしています。

今年最後のたちばなの会、12月は成人式についての勉強会です。
先月帯結びと小物のアレンジをしたのに続き、今月は一番大切な体型補正と着物の着付けを中心に2人のモデルさんを使って本番同様に振袖を着付けます。
モデルさんはお2人とも十代ですので成人式当日に初めて着物を着るのと同じ状態です。髪をセットしてからの着付けですので、当日着る洋服も前開き、後ろ開きの脱ぎ易い物で、出来ればワイヤー入りのブラジャーも避け、締められても痛くないものにしてもらいます。寒い時期ですから下着も着てもらっても良いのですが、襟元から見えないように襟ぐりの広いものにしてもらいます。その他に防寒用のストッキングなどもあります。


体格の違うモデルさんなので、補正も凹みを埋める場所も変わってきます、ひとりひとり体形に合わせた補正方法、必ず入れたいところと補正をし過ぎないことも大切です。
長襦袢は衣紋の抜き加減と衿の角度の他には身体にぴったり着付けることが大切です。隠れてしまうところですが綺麗に身体に添わせないと表に響いたり崩れたりします。
長襦袢が綺麗に出来れば着物は簡単です。腰紐はウエスト回りのタオルに重ねてしっかり締め、衿合わせは半衿に添わせ、おはしょりは布目を通し衽線を揃えます。
皆さんが一番関心のある帯結びは、お太鼓型でも指定がない限りたれは付けないのが主流です。前面に良い柄が出るよう巻き、残りで羽根を作ります。羽根は5枚欲しいですが、長さが無ければ4枚でも充分華やかです。無理な形は崩れやすいです。


帯揚げは外れないように帯の中へ入れて仕上げると安全です。帯締めのほとんどが片方房分かれになっていますので可愛くお花のように仕上げます。
毎年のことなのでポイントは変わりませんが ひとつひとつを丁寧に仕上げて着付け事故の無いように頑張って下さいね。

 


*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付指導します。お気軽にお問い合わせ下さい*

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