木久学院では、必ず基礎科から勉強します。基礎科は自分で装うことが目標です。他人に着付ける勉強をしたい方も必ず自分で着物を着るところからスタートします。着物を着て動いて着心地を確認し、着崩れの原因を一つ一つ解き明かすことが他人に着付けた時に上手に着せ付けられ、また着心地が身をもって分かることで紐や帯の締め方も変わります。
基礎科を修了( 自分で着物を着ることができるようになったら修了)されますとやっと他人に着付けるコースの専門科に進めます。楽しいですよ!
専門科は前期と後期に分かれています。先日行われた花嫁講座が前期で、今回のチェックリストが後期専門科の方に向けた講義です。
後期専門科を修了すると『着付師』です。この講義は着付師になって困らないよう出来るだけ具体的に説明しています。
着付けを依頼されたら、言葉使い、心構え、持ち物、用意してもらう物等、打ち合わせの仕方から勉強。その後、実際に困りそうな例を挙げ対処法を学びます。着付けを依頼してくださる人が不安にならないように準備をしておきます。
着付ける帯が短くてお太鼓が結べない、着物が大きくて上手く着付けられない、着付ける場所が狭くて充分動けない、時間短縮に前後二人で着付ける、振袖に合わせる帯が短くて華やかな変わり結びが出来ない等、実際に着付けてみました。
着付け現場に出るといろいろなアクシデントがつきものです。そうなった時、いかに上手に対処するかを現場で活躍されている先生から生の声を聞くことが出来る講義です。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付け指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2-2 呉服町 ビル4F
TEL : 054-255-9211