木久学院では目的に合わせいろいろなコースがあります。
入学されたら自分で着物が着られるようになる基礎科からスタートし、他人に着付けることが出来るようになる専門科、指導者になるための師範科、多くの帯結びを学ぶ帯専科、着物の知識と着付技術に磨きをかける高等師範科などすべてのコースを習得するのには最低4年から5年掛かります。この4~5年の間には講義やテストがありクリアすることで資格を得ることが出来ます。コースの資格としては師範1級が一番上になりますが、木久学院ではその上の段位制度を設けています。
段位は初段、二段、三段、四段、五段まであり 一年に一度、昇段試験を実施しています。
令和元年度の本年度は5月25日に行われました。試験は実技とペーパーがあり、どちらも合格点に達して初めて段位取得となります。
着付け技術だけではなく、幅広く着物の知識を身に着け生徒さんの指導に当たられる分室長や着付けの現場において着物のスペシャリストとして活躍される着付師さんが、ご自分の知識と着付け技術を更に磨くための場でもありますから試験勉強は、技術も知識も身に着く充実した日々だったと思います。
自装、他装の技術を磨き、着物の基礎知識や立居振舞にも気を配り、何よりきものが好きな事が大事でしょうか。
昇段試験を受けられた方々には、これから大いに期待します。
お疲れ様でした。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付けを指導します。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2-2 呉服町ビル4F
TEL : 054-255-9211