先日に引き続き振袖着付の勉強会を行いました
きものを着る人は大まかに言えば胸やお尻に比べてウエスト辺りが細めですが、1人ひとりの体形はそれぞれで同じ方は1人として居ません、ですから振袖を着付ける前にその方の体形をよく見てまた腰骨の位置や背中の凹みなどわかりにくいところはそれとなく触らせてもらうこともあります、そうした数少ない情報を急いで整理して体型補正をします、体型補正といってもただただ円筒型にするわけではなく紐や帯などきっちり締めたいところのある程度の凹凸をとり土台を作り着崩れ無く着心地の良い着付ができるように心掛けます
今回は体格の違う2人のモデルさんに身体に合わない寸法のきものを着付ける為にはどうしたらいいかを皆さんと考えながら着せてみました、胸の大きなお嬢さんは胸を押さえた時の影響とウエストまわりのタオルの注意、衿の合わせ具合、便利グッズの活用法、おはしょりの処理などいろいろ工夫されていました。もうひとりは小柄な方ですが、ママ振袖を着せる時の注意の他に、衣紋の抜き加減衿幅の調整、帯の柄だし、しわ対策など、細やかな注意で目の前の鱗が落ちたようでした。
*お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2-2
TEL 054-255-9211




