
木久学院の師範科コースは1年です。昨年10月からスタートした生徒さんはちょうど半年が経過しました。
今日の午前は着付技術の査定、午後からは和服地の講義がありました。
午前に行った着付け技術査定は振袖にふくら雀を解説を交えながら着せ付けますが、着付けに入る前に前解説として振袖や帯についての説明、その他、着付けに使うすべての物を説明します。そして着付け方の説明をしながら着付けを行なうというものです。着付けだけではなく着物や帯の知識、相手にわかりやすいように話をすることも勉強し査定に臨みます。手と口を同時に動かすこのテストは練習が必要です。
午後は「和服地」の講義です。着物や帯に使われている生地の勉強ですが、さまざまな素材、糸の太さや染め方、織り方などの違いで生地の風合いや手触りが変わってきます。木久学院ではその違いを指先で確認できるように1枚1枚を台紙に貼りつけ、その生地や染織の説明文をつけた教材を用意して行っています。講義では糸を採る前の繭や織りのサンプル、染める前の絞り生地、蝋引きされた生地を目の前に知識を深めることができました。
*お手持ちの物を使って手結びの着付を指導しています。お気軽にお問い合わせください*
着付けの名門 木久学院
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