木久学院の師範二級は6ヶ月間ですが全て振袖の帯結びの勉強です。
振袖の特徴として袖の長さがあります。諸説有りますが袖丈は身振りを美しく見せる為、またおしゃれを競った為とも云われています。様々な感情表現にも用いられます。袖を振ることは「魔を祓う」にも通じて縁起が良いとされ 明治以降未婚女性の第一礼装となったようです。
振袖の帯結びを生かす為には着物までをきっちり着付けなければなりません。一人ひとりの体型をみて主にタオルを使って着物姿に合う補正をしておきますが、きものの寸法や帯の厚みも考えて最適なかたちを想像します。きものの着付けも水平、垂直、バランスを取りながら丁寧に着付けます。帯結びはひだを活かしておおらかに結びます。
小物類もこれまでお稽古で使用してきた物は美しく着付ける為に使いやすいものを使って来ましたが、他にもいろいろな種類がある上に便利グッズが考案されていますからそれらを使いこなせるように練習する事も大切です。
*お手持ちの物を使って手結びの着付け指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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