毎月開催している木久学院の着付勉強会「たちばなの会」
今月のテーマは『成人式の着付』振袖の変わり結びと小物のアレンジです。
最近の成人式の振袖の主流はレンタル、振袖の帯は丸帯か袋帯ですが現在はほとんど袋帯で、柄置きも六通が主流ですが全通もあります、レンタルの帯は割と柔らかく長さも充分にあり、六通でも手先の柄が長いので比較的結びやすいものが多いですが、お母さま、お婆さまの振袖も多々あり帯もいろいろ。そこで今回は柔らかい帯、硬い帯、短い帯と締めにくい帯の特徴、結び方、対処法などの研究です。
帯に加え帯揚げ、帯締めにも工夫が必要です。帯揚げは若さの象徴の入り久と思いがちですが、帯揚げの端が外れやすいのでかもめ型がお勧めです。絞りの帯揚げでは簡単に出来ますが綸子や縮緬は少しボリュームに欠けますので厚みを出して作ります。帯締めの主流は片側房別れです。豪華な飾り付きのものも多いので飾りを中央に置いて結び目を後ろにすることもありますが多くの場合中心を避けて左右どちらかで飾り結びをします。
*お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせ下さい*
着付の名門 木久学院
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