10月に入ったこの日は長く続いた猛暑日から少しだけ和らいで動きやすい日になりました。いつまでも夏の衣装が活躍していましたが、やっと単衣着物の出番です。これから地球温暖化が進むときものの衣替えの時期も変わってくるのでしょうね。
木久学院は各課程のカリキュラムが3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月ですので一年に2回、春と秋に区切りの修了式を行っています。この秋の修了式は普段着から留袖までの着付をマスターした前期専門科、振袖と三歳七歳の祝い着の勉強をして着付師試験に合格した後期専門科、着付技術だけではなく着物の知識を深めた師範三級、振袖着付で体型により変わる補正と帯結びを学んだ師範二級、花嫁の着付や着物全般の着付、生地や歴史など一通り学んだ師範一級、それぞれの課題、目標を達成しての修了式です。
式典では第45回木久流段受賞式が行われました。
木久学院は段位制度もあり初段から五段まで、各段ごとに課題が出され経過年数なども決められています。一年に一度しか行われない段位試験は師範一級までを修得された方は初段から挑戦することができます。今年は初段が五人、弐段が三人の方が昇段試験に合格されました。今後の活躍を期待しています。
式典後の記念会食は久しぶりに賑やかに行われました。
*お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせ下さい*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2-2-22 呉服町ビル4F
TEL : 054-255-9211