木久学院の師範二級に進級する人は、現在着られている一般的な着物の自装、他装が上手に着付けられるようになっていますが、師範二級では特に振袖の着付だけを集中してお稽古します。
今回の講義は振袖を着付けるにあたり注意すること、その他必要な事や着付便利グッズの取り扱い方法など、技術ばかりではなく、着る人にとって1番良い状態を作る為のものです
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振袖が未婚女性の第一礼装と云われるようになったのは明治以降ですが、明治後期頃は式服として、留袖同様黒地に裾と袂に模様をつけていて二枚襲三枚襲を着ていました、替えの振袖は色も自由にカラフルで一定していませんでした、この頃から模様もぼかし小模様から近代的な華麗なものになり胸にも模様をつけることが流行り出しました、衰退していた重ね衿も付けられる様になりました、振袖は大振袖と中振袖に分けられていてその境は1m前後です、現在は概ね80cmは小振袖とも呼ばれます。
その後大正4、5年以降世の中が明るくなるといろいろな技法で振袖が作られて、第一次世界大戦の好景気を経て第二次世界大戦まで自由な柄付けや大胆な色付けがされました。
＊お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせ下さい＊
着付の名門 木久学院
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