前日は一日中雨が降り続いていましたが、この日は朝から快晴でした。
木久学院の窓から見える富士山も青空にくっきりと見えています。
今月のたちばなの会は基礎の押さえ-自装のお悩み相談です、日頃きものを着ていて気になっている事、どうしても崩れてしまうところ、以前は出来ていたのに上手く出来なくなってしまったことなど、皆さんのお知恵も拝借しながら解決していきます。
衿元を綺麗にするには、三河芯を上手に使って衣紋の形が崩れないようにします、三河芯の巾を長襦袢の衿巾に合わせて裁ちます、衿芯の長さは体型によりますが150㎝くらい(腰骨10㎝下から胸でクロスさせて首回りをぐるっと回して反対側の腰骨下10㎝までの長さ)半衿と衿芯の長さの中心を揃え、衿芯を包むように巾を合わせて半衿を引っ張り加減に留めて長襦袢に付けていきます。長襦袢の衿元が決まれば着物は添わせるだけです。
お悩みはいろいろ有りますが、一度いつもと違う方法で着付けてみるのも何かのきっかけになるのでは?来月は自装の体型補正のお悩み相談です。
*お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせ下さい*
着付の名門 木久学院
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