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木久学院の高等師範科 振袖の基本

2022年11月21日 ブログ

今月の高等師範科は振袖の基本です。
着物を着せ付ける時、補正のし過ぎはいけませんが、あまり細くても紐や帯が弛んだり落ちたりします。また、おはしょりにしわが出たりしますからある程度のふくらみが必要です。着る人一人ひとりで補正は違い、着物のサイズや帯の厚みを考慮して補正のタオルを調整することも大切です。丁寧に体型補正をして若々しく着付けられるように心掛けましょう。

長襦袢を羽織らせ衣紋の抜き具合を決めますが、あまり抜きすぎると年配者のようになり、首に近すぎると普段着のようになりますから体型や身長を見て決めると良いでしょう。衿合わせは下がり過ぎないよう、胸を被うくらいに合わせます。お腹周りをすっきりさせて裾つぼまりにしておきます。
着物は袖が長いので重みで衿が引っ張られ易いので少しの間袂を持ってもらうと良いです。裾は褄下を上げすぎないけれど裾広がりにならないように、腰周りにぴったり着物を付け腰紐を補正のタオルに重ねしっかり締めます。衿合わせをして前後のおはしょりの長さを揃え伊達締めで平らに整えます。


前面に良い柄が出る様に帯を巻き華やかに変わり結びをします。無理はしないでその帯の長さや硬さで作れるひだを使って仕上げ、後ろからだけでなくどこから見ても隙のないように仕上げます。帯枕のガーゼや仮紐が脇から見えない様にしておきましょう。
帯揚げは弛まないように出来るだけ帯の中に入れた方がいいでしょう。帯締めが弛むと変わり結びが崩れたり帯が落ちたりしますから1度しっかり締めてから飾り結びにしましょう。

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