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木久学院の高等師範科 きものの基礎知識

2022年04月18日 ブログ
木久学院の高等師範科 きものの基礎知識 木久学院の高等師範科 きものの基礎知識

4月に入り高等師範科も半数以上の方が入れ変わりました。

高等師範科が受講できる人は師範三級以上の資格を取得している方に限られ、師範三級を取得するまでは最短でも2年半を要します。その間体調を崩したリ、若い方は途中出産や子育て、また親の介護などのいろいろな理由で休まれ、復学してと何年も掛かって今日に至った方もいらっしゃいます。


木久学院の高等師範科コースは月1回、一年のカリキュラム。4月から9月までは知識を深める座学、10月から3月は着付け技術を磨きます。

4月の高等師範科のテーマは『きものの基礎知識』です。自分はどのくらい着物についての知識があるのかペーパーテストをし、自己採点をしてみます。このペーパーテストが出来なくても大丈夫。半年かけて勉強していきますから半年後には知識も多くつきます。きものの変遷、種類、仕立てなどを掘り下げて勉強していました。


着物はもともと着る物ということで衣類全般を差すことばでした。紀元前の埴輪や土偶に見られる貫頭衣から現代の多種多様な着る物の中で、私たちが今、着物と呼び区別している“きもの”になったのは、明治時代になって西洋から渡来した着る物の洋服との区別化するため洋服・和服と分けて呼ばれたのですが、和服の方に馴染みの深いきものと云う呼び方が根強く残ったようです。呉服と呼ばれることもありますが呉服は中国華南の呉の国から来た職工を呉服(くれはとり)と云ったことによるものです。その後、呉の国の意味から離れ中国風の織物という意味を経て、絹織物全般を呼ぶようになりました。仕立てられた着物だけを指すものではありません。

また、和装と呼ばれることもありますが当時は小袖を中心とした着物を着ること、着物を着た姿を指すものでした。地方によっても着物の呼び方はまだいくつか有るようですが、こういった一つの事柄を少し掘り下げて勉強するのも高等師範科の魅力のひとつです。この半年間はテーマごとに単発講義を受ける事も出来ます。



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