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木久学院 第127回  資格審査発表会

2022年03月07日 ブログ
木久学院 第127回  資格審査発表会 木久学院 第127回  資格審査発表会

去る 3月5日に木久学院の卒業試験にあたる 着付資格技術審査発表会 が行われました。
近年では一年間に2回のペースで行われており今回で127回目になりました、これまでに着付師7,500余名を輩出しています。着付師としてバリバリ働いている人、引退してしまった人、子育てなどで休憩中の人、上のクラスに進む人、教室を開いて着付指導に回った人、木久学院は50年以上の歴史が有りますので修了生の目標も道筋もさまざまですが、皆さん。時間割に有る6種の中から帯やモデルの体型と締めやすさを考慮して選びます。
3ステージは 師範三級
鏡を見ないで留袖の自装をします、楽屋で丁寧に長襦袢を着て着物を羽織ってステージに上がりますが楽屋も鏡が無いので大変です、着物は羽織っていますので着丈を決めるところから10分で着ます、鏡が無いので指先や勘を頼りに仕上げます、今回の師範科生は9名ですのでステージ一杯に広がっての着付けは盛観です。
4ステージは 師範二級
このステージは帯結びだけを8分で仕上げます。楽屋でモデルさんに着物を綺麗に着せてからステージに上がります、帯は時間割7種の中からいろいろ条件をクリアした物を選びます
。着付師の帯と違って羽根の動きやバランスが難しくなっています、帯揚げか帯締めを飾り結びにして華やかさをプラスしています。
最後の5ステージは審査会のステージではありません、気楽に見ていただくステージにしました。3人の分室長による織の着物の着こなしです、織の着物はパッと見、紺や黒が多く地味なイメージですが長襦袢や半衿は華やかな物を合わせて着付けると可愛らしさや大人のオシャレが演出出来ます、3人はそれぞれこだわりのコーディネートで観る人を楽しませてくれました。たぬき柄の十日町紬に柿渋染めの科布の帯で角出し結び 鎌倉彫の帯留と長襦袢の赤がアクセントになってます、沖縄の読谷山花織の着物に紅型の染め名古屋帯でお太鼓結び 長襦袢は遊び心溢れる白と浅葱の段替わりに懐かし玩具柄、織の着物の代表の様な大島紬に糸が細く繊細な櫛曳きの洒落袋帯で二重太鼓優しい桃色の振りがほっこりさせてくれました。

*手持ちの物を使って手結びの着付けを指導します。お気軽にお問い合わせ下さい*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2-2 呉服町ビル4F
TEL: 054-255-9211







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