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木久学院の帯専科初級合同講義

2022年03月18日 ブログ
木久学院の帯専科初級合同講義 木久学院の帯専科初級合同講義

木久学院の帯専科初級コースのカリキュラムは現在一般的に使われている帯の締め方を勉強しています。

合同講義では帯の種類や特徴、格、合わせる着物や仕立て方などを教科書に沿って紹介します。
先ずは丸帯です、ほとんどが錦織で表も裏も全通です、全通と言うのは柄の置き方で端から端まで全てに柄が有ります、帯地を織る時に広幅の67〜8cmに織って片側だけを縫い止めて32cmぐらいに仕立てる為で、糸が多いし生地の厚みでなかなか締め難いものです、帯を締めると元々生地がしっかり織られているうえに8枚重ねになるのでだいぶ窮屈でしたが最近では表生地が少し薄手になってきています、それでも近代では丸帯に変わって袋帯を使うことが多くなりました。
袋帯は今では礼装、盛装に1番締められている帯です、基本的には丸帯と同じ様に二重太鼓に結びます。長さは 4m20〜50cm幅は31cm前後です、柄置きは六通柄と言って帯全体の6割に柄が有る物が主流です。
普段着で一番締められているのが名古屋帯です。名古屋帯と一括りに呼んでいますが、いくつかに分類されます、織名古屋帯とは袋帯の表生地の様な生地を使って仕立ててあります、名古屋帯の中でも格が高く柄によっては付け下げや訪問着にも合わせることができます。それに対して染め名古屋帯は着物の生地の様な柔らかい染め生地で作られた帯です、織名古屋帯も染め名古屋帯も寸法は同じ長さ3m 70cmぐらいに幅30cmです、どちらも帯芯を入れて仕立てます、帯に仕立てる前の幅が約34cm九寸あり仕立てて30cm八寸になることから九寸名古屋帯とも呼ばれています。染め名古屋帯はウールや紬と云った織の着物に合わせます、趣味性の高い柄が多く柄置きも六通柄の他にお太鼓柄も多いです。もう一種類は袋名古屋帯です、この袋名古屋帯は生地を織る時から帯巾30cmに織られていますので八寸名古屋帯とも呼ばれます、芯無しで仕立てるのでかがり名古屋帯とも呼ばれています。
他にも昼夜帯、小袋帯、抱え帯、扱き帯、兵児帯、角帯など帯の種類はたくさんあります。

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