木久学院の基礎科コースのカリキュラムは6ヶ月間、全18回になっています。
一般的に着る着物の着付方を覚えます、浴衣からウールや紬などの先染めの着物(織の着物とも呼ばれています) 、後染めの着物は小紋から色無地、付け下げ、訪問着、喪服と留袖も後染めの着物です、これらの着物を上手に着る練習をします。帯も半幅帯、八寸名古屋帯、九寸名古屋帯、袋帯と段階を経て覚えていきます。
いつものお稽古は身体で着付けを覚えますが合同講義は頭で覚える知識の勉強です。
着物の知識として、きものの分類ですが、素材による分類、精錬方法の違い、織り方、染め方などによって分けられます。帯も素材、糸の太さ、染め方、織り方、柄の付け方、仕立て方などで分けられます。小物なども色の調和や季節感を考えます。
着物は礼装、盛装、街着、普段着、作業着などで分けることも有ります。その時は着物と帯の格を合わせて組み合わせます。これらを考慮してトータルコーディネートします。
季節感も大切です、衣替えの時期も少しずつ変化していたりします。
着物は仕立て直してまた着たり、着物からコートにしたり、帯にしたり、袋物にしたり、座布団カバーにしたり、最後雑巾になるまで使い切る事も出来ます。
一般作法の講義もありました
上のクラスの予告で、振袖に変わり結びも見せていただきました。
*手持ちの物を使って手結びの着付け指導をしています。お気軽にお問い合わせ下さい*
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