木久学院で行っている3月の高等師範科は半年間の技術の総まとめです。
他人に着付ける他装も大変ですが自分で着付ける自装もなかなか奥深いものです、自分で分析して一度丁寧に補正をしてみるというのも大切な試みの一つです、また留袖や訪問着のように改まった席に着る時はキチンと体型補正をしますが、普段着のウールや紬はほとんど補正をしないで着てしまいます、自分でも知らないうちに体型が変わっている場合もありますよね、ずっと同じ体型ではありませんから時々確認したり、その都度見直ししたりして正しく補正をしたいと思います。
半衿の付け方や着物の寸法の取り方、仕立て方でも着やすさや着心地が変わってきます、実際に着物を着たときに着にくいところは詰めたり広げたりして調整すると良いでしょう、着やすいと思った寸法、仕立ててくれた和裁士さんに依頼することができるといいですね。
補正も着物もバッチリなら、着付けに必要な物をすべて用意して手の届くところに置きましょう、あとはゆっくり着るだけです。
出来るだけ下を見ないで、鏡が有るなら鏡で確認しながら、胸を張って、必要以上に肩を動かさないように、紐や伊達締めの役割を考えながら着付けると綺麗に仕上げられますね。
お休みの方もいますが今月で高等師範科修了の方もいらっしゃいますので記念写真を撮らせていただきました、皆さん自分らしく綺麗に着付けています。
*手持ちの物を使って手結びの着付け指導をしています。お気軽にお問い合わせ下さい*
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