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木久学院の高等師範科 和服地より きものの織生地

2021年07月19日 ブログ
木久学院の高等師範科 和服地より きものの織生地 木久学院の高等師範科 和服地より きものの織生地

今月の高等師範科は和服地の中から織の生地を勉強しました。
織の着物は先染の着物とも呼ばれ大変手間がかかる物が多く、それなりに高価になっています。そして織の三原則とは平織、綾織、繻子織ですが、加えて夏生地に良く見られる捩り織があります。多くは平織ですがとても丈夫な生地です。綾織は平織に比べると経糸が多く見えるので風合いが柔らかく光沢があり斜文織とも呼ばれ、繻子織は更に経糸が多く見え表面にツヤがあります。捩り織は搦み織とも呼ばれますが経糸を絡ませたところに緯糸を通して織る為隙間が出来て夏に涼しい着物生地とされています。


織の着物の代表と云えば大島紬や結城紬を思い浮かべると思いますが信州紬のように全国で紬いだ糸を使って織り出しているご当地紬があります。絹の織生地では他にも御召や黄八丈が有ります。上布とは麻織物です。唐桟や絣は基本的には木綿で、同じ木綿でも強く撚りをかけたしじらと呼ばれる夏生地もあります。紗、紋紗、透紗も絹の夏生地です。
それぞれに特徴がありますから合わせる帯も格や柄 季節を見て小物の組み合わせを楽しんで欲しいものです。



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