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高等師範科 振袖の着付

2020年12月21日 ブログ
高等師範科 振袖の着付 高等師範科 振袖の着付

今月の高等師範科は振袖着付けの仕上げです。
先月までに基本の着付方法を習得していますので、今月は実際に初めて会う若いお嬢さんに成人式に振袖を着て、お出かけいただく事を想定して着付けます。
足袋、裾除け、肌襦袢を着けたあと着る方の体型にあわせてタオルや綿花、ガーゼなどを使って美しく着付ける為に体型補正をします。そこから長襦袢の衣紋の抜き具合を決め、やはり体型によって衿合わせの角度や深さを決め胸紐をします、胸元の弛みやシワをのばして、丈の確認しながら裾つぼまりになるように衿先を押さえて伊達締めでなだらかに整えます。
着物の衿を長襦袢の衿にぴったりと添わせてクリップで停めます、袂が長いので振りを揃えておきます、着丈は床に付くくらい長いと歩き難いので少し短めに決めます、腰紐をしっかり締めておはしょりを整えて帯の高さを考えながら伊達締めをします。
帯結びは崩れ難くて華やかな型を作ります、簡単な作り方は、まず帯の高さを決めて後ろを全て柄にし、前に良い柄が出るようにしてしっかり締めたら、後ろを柄にしたため長くなった手先を上にして結びます、ここで3本ゴムを背につけます、とりあえず垂れの結び目から左右に羽根を作って残った垂れ先の長さで羽根の数や形を決めます、手先の端にヒダを作って3本ゴムが見えないように広げます、全ての羽根とお太鼓のバランスを見て帯締めを当てます。
帯揚げは落ちない様に不要なところは全て帯の中に入れてしまいます。
帯締めは帯飾りが付いている物は飾りを中心に、片房別れの物は別れた房を使って中心を避けて飾ります、紐が緩まないように本結びか片輪結びにしてから飾ります。
前後のおはしょりを整えて、全体の確認をしたら出来上がりです。

*手持ちの物を使って手結びの着付けを指導します。お気軽にお問い合わせください*
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