木久学院の資格取得コースには着付師部門と師範部門があります。資格取得のためのコースのため着付師を目指す『前期・後期専門科』、指導者を目指す『師範科・師範2級』には着付け技術テストがあり、それぞれ課題の着物を定められた時間内に着付けをします。
カリキュラムの中に6ヶ月クラスの前期専門科、後期専門科、師範2級は3ヶ月目に中間テスト、1ヶ年クラスの師範3級は9ヶ月目に修了テストが行なわれています。中間テスト・・・学生時代を思い出しますね。今日行われたテストは来年の3月に予定されている資格審査発表会に出場する為の途中の査定にあたりますが、このテストは出来上がりはもちろんですが、着付手順や手さばきなどキチンと正しく出来ているのかを重点に置いて審査されます。手順や手さばきはとても大切です。
テストの内容は・・・前期専門科は染めの着物に九寸織名古屋帯を13分で着付けます。
染めの着物は小紋、色無地、付け下げ、訪問着などいろいろ種類がありますので着物の格などを考えながらモデルさんの体型年齢などに合わせた着付けをしていきます、初めての査定ですので緊張してしまった方、落ち着いて上手に着付けられた方も居ました。
後期専門科は振袖に変わり結びを15分で着付けます。
着物が振袖になると袂が長くて重たくなって着せにくい分だけ補正を丁寧にしなければなりませんウエスト回りもタオルを使って体型を整えます。帯結びは『ふくら雀』『文庫』『立て矢』の中から一つを選び結びます。モデルの体型や帯の長さや厚さいろいろ加味して決める必要があります。
師範2級、3級は初めてのモデルさんに振袖と変わり結びを13分で着付けます。
3級は帯結びを自分で決めて練習出来ますが、2級は帯結び4種の中から抽選で直前に抽選によって決まった帯結びを結びますので大変です。
木久学院では段階を踏まえた内容で指導をしています。資格取得には少し時間が掛かるかもしれませんが、確実に出来るようになりますから着付けの現場に出た時には直ぐに対応出来ます。
*手持ちの物を使って手結びの着付けを指導します。お気軽にお問い合わせ下さい*
着付の名門 木久学院
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