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木久学院の帯専科初級 合同講義

2020年09月07日 ブログ
木久学院の帯専科初級 合同講義

木久学院のコースには、基礎科から始まり専門科前期、後期、師範科、帯専科初級、師範二級、花嫁専科、高等師範科とありますが、各クラス毎に査定や講義がカリキュラムに組み込まれています。
帯専科初級の合同講義は帯の知識を深める内容と帯結びの基本型三種の確認をしています。


帯の知識では現在の帯の形に落ち着くまでの歴史と変遷、現在締められている帯の名称、特徴、寸法、材質、模様などの解説を聞き知識を深めていきます。例えば、丸帯は帯の幅が広がってきた江戸時代中期から締められるようになり、昭和初期までは盛んに締められていましたが袋帯の流行で衰退しています。現在は舞妓さんや花嫁のお色直し、僅かですが留袖や振袖にも合わせています。丸帯は帯に仕立てる前の帯幅は68〜70センチ程あり二つ折りにし片側だけを縫い留めて仕立て、長さは4m20〜40cm程。柄置きは全通で裏表が無く、古典的な吉祥文様が多く、生地は錦織、金蘭、銀蘭、唐織り、綴織などの豪華なものが多いです。

丸帯の他に袋帯、洒落袋帯、織名古屋帯、染名古屋帯、袋名古屋帯、掛下帯、半巾帯、角帯、へこ帯などがあります。着物に格があるように帯にも格がありますから、着物と帯を合わせる時、格や模様などがちぐはぐにならないよう注意が必要です。知識を身に付けることで自分が着る時に、またお客様からコーディネイトのアドバイスを求められた時に役立つはず間違いなしです。


帯結びの実技披露は、後期専門科で最初に習う帯結びの基本型三種の「ふくら雀」「立て矢」「文庫」です。帯枕の当て方の違いやひだの取り方、などを見て復習しました。三種とも昔からある形ですが、どれも綺麗に結ぶのは難しいです。

帯揚げと帯締めは木久学院のカリキュラムの「入り久」と「花結び」はもちろんのこと、その他に華やかな結び方がありますので披露しました。



*手持ちの物を使って手結びの着付けを指導します。お気軽にお問い合わせ下さい*
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TEL:054-255-9211

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