木久学院のコースに花嫁専科があります。花嫁専科は花嫁が作れるようにメイク・カツラ・着付けまでを総合的に学ぶコースです。
メイクは昔ながらの水化粧で行い、着付けも普段の着物の着付け方とは違います。また普段は1人での着付けを学びますが、花嫁専科では2人での着付け方を学びます。
普段とは違うことばかりの花嫁専科の授業風景を紹介します。
受講者10名でスタートした花嫁専科。初めは着付のみ実技練習から入り、次にメイクからカツラ合わせまでを徹底練習した後に通しで練習していきます。
後半の授業は通しで花嫁を作ります。モデル役、着付けメイン、着付け助手に分かれてスタート!
後半の授業なので通しで練習します。モデルはスッピンになってもらいます!
先ずはメイクから。初めにカツラを付けるためヘアをまとめておきます。
顔・首・手まで塗ります。人の顔に化粧をするのは難しいです。綺麗にしてください‼‼
お化粧が完成したら着付けに入ります。
本来はカツラを付けますが、お稽古用のサイズがピッタリ合わないカツラなので・・・
痛くならないように着付け後に付けます。
2人で息を合わせながら着付けをしていきます。花嫁の衣装は重いです。着せる方も着る方も体力が必要‼
一般的な着物とは違い裾引きに着せます。
最後に打掛を掛けます。これで一気に重みが掛かります↓↓ 一人で歩くのは難しい。。
カツラと笄を付け出来上がりです。裾引きなので裾も整えます。
どうでしょう?? 綺麗に出来たかな?
モデル役をすると着る側の大変さを体験しますから、相手の負担を出来るだけ少なくする良い着付が出来るようになることでしょう。
最後は皆で記念撮影 綺麗な花嫁さんが出来ました。
これで現場に出て出来るということではありませんが、このコースを受けることで、和装の花嫁はどのように作られるのかが分かりますから助手やお手伝いが出来るようになります。花嫁を着付けられる着付師として現場に出るためには、これからもう少しの修業期間が必要です。
現代は着物を着てもカツラを付けない花嫁さんが多いですが、カツラの扱い方を知っていれば、いざという時にはきっと役に立つはずです。
花嫁専科は木久学院の師範科コースを修了すると受講出来るコースです。ただ・・・お一人では出来ないので複数人の受講者が必要になります。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付けを指導します。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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