木久学院の『師範科』は勉強期間が1年と一番長く、そして内容もぎゅうぎゅうに詰まった指導者育成のコースです。
着付け技術を磨くだけではなく、着物の知識や指導者としての話術も勉強します。ですから着付けのテストも他のコースとは違います。
テストは審査の先生と一対一で行なうのです‼ドキドキ('_')が伝わって来ます。。。
今日は師範科生になって初めてのテストで、解説をしながら留袖の着付けです。
留袖とはどんな着物なのかの前解説から始まり着付けを完成させます。もちろん着付けながら着付け方も説明します。規定時間は僅か18分。
留袖の生地や、柄置き、模様、紋、仕立ての他に 、長襦袢、帯、着付け小物についても説明します。
留袖を他人に着付けるのは普段の着物の着付けより少し念入りに体型補正をして 礼装らしく、ゆったりと着付けます。
話をしながら着付けをすることは大変な事ですが、緊張感の中、皆さん規定の時間で収まったようです。
査定後は生徒を指導するための講義『基礎科セミナー』が行われました。
この講義は教室を開いた際、どのように授業を進めていくのかを指導する講義です。基礎科のカリキュラムに添ってこれまで多くの生徒さんの指導に当たられている先生から授業の進め方の説明とアドバイスを受けました。師範科を始めてまだ4ヶ月ではありますが、先生になる実感が少し湧いたのではないでしょうか。
木久学院では師範科を修了しますとご自分の教室を開業することが出来ます。
これからまだまだテストと講義、実習がありますが頑張ってください‼
*手結びでの着付けで手持ちの物を使って着付けを指導します。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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