木久学院では半年に一度各クラスの中間査定と修了査定が行われています
前期専門科は他人に着付け始めてまだ三か月ですが小紋や無地の染めのきものに九寸織名古屋帯を着付けます、何もかもが初めてのことです、前準備として控室でモデルさんに足袋、裾除け、補整用キャミソール、肌襦袢、腰パットを正しく着けてから長襦袢を羽織らせて軽く胸紐を締めておきます。査定に入るまでにモデルさんの立ち位置を決めてモデルの左側に荷物をセットします、出来るだけ着付けの邪魔にならない様に、下から帯締め、帯揚げ、帯枕、帯板、帯、伊達締め、腰紐2本、着物、胸紐と使う順番にコンパクトにまとめて、着付け途中に踏んだりまたいだりしない位置に置いてやっと審査に臨みます。13分の間に衣紋の抜き具合を決め衿合わせ胸紐を掛け、裾つぼまりにして伊達締めで押さえます、着物を羽織らせ着丈身幅を合わせ腰紐を結び、衿合わせで胸紐、おはしょりを整えて伊達締め、帯を右手に持ち手先を左肩に取り二巻して結びます、帯枕で帯山を決め帯揚げを掛けてお太鼓を作り帯締めを締めるといった動きです。
後期専門科は振袖、師範二級三級は初めて会うモデルさんに振袖を、二級は帯型も抽選で決めて着付ました。
*お手持ちの物を使って手結びの着付け指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2−2−22 呉服町ビル4F
TEL:054−255−9211