木久学院の昇段試験は一年に１度しか行われませんが、今年の受験者は8名です。
木久学院の段制度は初段から五段まであり、その上に指導的立場の教授がいます。
今年の挑戦者は初段と二段の方々です。
段試験内容は、レポート提出、面接、筆記試験、実技試験と内容は多く、初段のレポートテーマは受験の動機、400字にまとめます。実技試験では留袖を鏡無しで15分で着ますが、これは師範三級と同じ内容のようですが細部まで丁寧に着付けることが要求されます。筆記試験は着付のテキストと生地見本の和服地から基本的なきものや生地の知識です。
二段はレポートテーマ、将来の展望についてを800字にまとめます。実技試験は留袖他装でモデルさんに13分で留袖を着付けます。それぞれ体型は違いますのでその人に合った補正を工夫して綺麗に品良く着付けます。筆記試験は初段と同じテキストと和服地からの出題ですが各段ごとに内容が深まります。
当日の審査は二段の実技試験、全員で筆記試験、二段の面接、初段の実技試験、初段の面接と予定通りの進行で行われました。
＊お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせ下さい＊
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