木久学院の師範科は一年間ですが、始まりは4月生と10月生のクラスが有ります。
今日はこの3月で修了する予定の4月生が、解説をしながら留袖を自分で着付ける自装の査定が行われました。鏡はほとんど見られませんので指先の感覚や、練習した手の運びを頼りに着付けていきます。何度も練習して自然に手が動くようになれば仕上がりも綺麗です。来月の3月4日は静岡市葵区のミライエリアンにて資格審査会が行われますが、ここには鏡が有りませんからまったくの手さぐりとカンでの着付けになります。あとひと月もう少し練習して上手に着付けた姿を見せてくださいね。
留袖の査定の後は合同講義「着付道」です。師範科修了すると着付教室が開けますので基礎科入門希望者が来た時にどう対処すればいいのか、指導の仕方は以前「基礎科セミナー」で勉強しましたが、生徒さんを引っ張る力や日本の民族衣装、伝統衣裳を伝える心構えなど着物文化の担い手としてのお話がありました。
*お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
静岡市葵区呉服町2-2 呉服町ビル4F
TEL: 054-255-9211