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木久学院の師範科合同講義『和服地』

2021年06月30日 ブログ
木久学院の師範科合同講義『和服地』 木久学院の師範科合同講義『和服地』

木久学院の師範科コースで行われる和服地の講義は着物や帯の素材や生地の成り立ちを勉強するのにとても役に立ちます。もともとは個々に着物や帯を仕立てる際に切り落とす残り切れなどをを集めて生地見本のように綴っていましたが個人の収集には限界があり、また体格が良くなったり、仕立ても切り落とさずに内揚げで残すようになったりと生地を集めることが大変になったため木久学院でまとめて作ることになりました。ですから木久学院の和服地は実際に市販されている実物の裂地標本なのです。


大きく分けると着物地と帯地、更には染め生地と織生地
染め生地は染め下生地で生地に織られた時は白い生地です。白生地の織り方や織る前の糸の状態で織り上がった生地の風合いが変わります。それによって名前もつけられています。縮緬や羽二重、綸子、塩瀬など聞いたことがありますでしょう。これらはこの後染料に漬けたり筆や刷毛で柄を描いて着物や帯に仕立てられます。
織生地は生地に織る前の糸の段階で括ったり染め分けたりして色の付いた糸を織り上げて生地に織られた時はきれいに柄が付いて直ぐに着物や帯に仕立てられるものです。お召、唐桟、絣や紬も織生地です。有名なところでは大島紬、結城紬、黄八丈などです。
ここでは帯地はフォーマルな物が多いですが金糸銀糸鮮やかな色糸を織り込んだ唐織や糸錦、箔糸を使った金襴、日本で考案された佐賀錦などの袋帯、他につづれ織や献上博多も入っていました。


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