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木久学院の高等師範科 自装の基本

2021年02月21日 ブログ

今月の高等師範科は自分で着物を着る自装の確認、徹底です。
高等師範科は四月からの半年間は着物や帯生地の素材や染め方・織り方など着物周りの知識を深める勉強をします。十月からは技術向上の為の勉強をしています。先月までは他人に着付ける他装をしてきましたが今日は自装。皆さん思いおもいの着物を着て名古屋帯を締めて袋帯を持参して来ました。自装は補正からですが、自らの体型と向き合って一から補正の見直しをします。胸やお腹の膨らみを押さえウエスト辺りの窪みを埋めるようにして体型を整え自分の癖を補いながら長襦袢を羽織ります。自装ですので衣紋の抜き具合や衿合わせは多少好みが反映されますが、着物の種類でも変わります。伊達締めでお腹周りをしっかり固めると着物の腰紐が緩みません。裾つぼまりを作って衿合わせ、おはしょりにも角度をつけて伊達締めで整え、帯を巻きます。初めは名古屋帯からです。名古屋仕立ての帯は手先から胴回りの幅が15cmと狭いのでバランス良く締めるのは難しいですが、高さや角度を変えて工夫します。名古屋帯はお太鼓は小さめ垂れも短めに作ります。
次は袋帯。袋帯には金糸銀糸を使った袋帯と金糸銀糸のほとんど使われていない軽めのしゃれ袋帯があります。袋帯は名古屋帯より少しお太鼓を大きく垂れも長めの二重太鼓に作ります。それぞれの好みもありますが、皆さん綺麗に仕上がりました。



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