月に一度の着付け勉強会の「たちばなの会」今月のテーマは帯結びです。振袖の変わり結びについて注意を細かく、丁寧に教えていただきました。
木久学院の着付けは着物や帯、小物に到るまでとても丁寧に扱うよう指導しています。ですから帯も引きずることなく手に持って巻きます。
帯は手先が上になるよう屏風畳みに準備し、帯を巻く時は腕に掛け握らなくても帯を落とさないようにして持ちます。帯を巻く間もこれから使用する小物類を踏んだり、跨いだりしないよう注意し、帯の巾が変わらないように帯板を真っ直ぐに入れて帯を引きながら締め、一度締めた帯が緩まないように結びあげる為の指使い、その後の処理の仕方と、どの帯結びにも必ず必要な事がらと、変わり結びの為のお太鼓の山の作り方、羽根のひだの作り方、羽根の置き方、仮ゴムの掛け方の説明がありました。
変わり結びの基本型三種である「お太鼓型」「文庫型」「立て矢型」それぞれの帯枕の当て方と注意。
後半は形の作りにくい帯型の文庫結び、華文庫、相生の三種類の帯を丁寧に解説しながら形良く結んでいただきました。帯結びって楽しいですね〜
*手持ちの物を使って手結びの着付けを指導します。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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