先日、資格審査合同講義が行なわれました。
この半年間、または1年間、それぞれの資格を取得するため、お稽古を続けてきました皆さんの最後のテストにあたる資格審査発表会出場の為の説明会です。次の資格審査発表会は来たる9月27日の日曜日、静岡市葵区七軒町のミライエリアンにて行われます。
出場者は、準着付師、着付師、師範三級、師範二級、それぞれの資格取得に挑戦する方々です。師範二級は先々日資格審査合同講義が行なわれましたので今回は師範三級、準着付師と着付師の為の資格審査合同講義です。
師範三級は1年間のお稽古以外に合同講義が「リーダーシップと話し言葉」「基礎科セミナー」「和服地」「着付道」と4回、発表会を始め技術査定が2回、そして解説をしながら着付けをする内容の違う査定が3回、と大忙しですがいよいよ最後の資格審査発表会です。師範三級の規定は留袖を鏡無しで着るという「鏡無し留袖自装」を10分で行います。鏡が無いうえに他の着物に比べて重たい留袖、左右の抱き紋を揃えるだけでも一苦労ですから綺麗に着るのは大変です。皆さん模範演技を見て最後の確認をしていました。
準着付師は13分で留袖を他人に着付けます。初めての資格審査発表会のため模範技術を真剣に見ていました。着付師も同じ13分ですが振袖の着付けになります。袂が長いので扱い難いのですが帯は変わり結びで華やかに結びます。
資格審査発表会当日の動きのイメージもつかめたと思います。残りおおよそひと月、頑張って練習してください。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付け指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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