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木久学院の高等師範科 7月は「和装小物とコーディネート・手入れと収納」

2020年07月21日 ブログ
木久学院の高等師範科 7月は「和装小物とコーディネート・手入れと収納」 木久学院の高等師範科 7月は「和装小物とコーディネート・手入れと収納」

今年の高等師範科はコロナ感染の影響で予定通りの授業とはなりませんが、春から秋までの高等師範科の内容は知識を深める勉強を中心に行なっています。
今日は和装小物について、コーディネートの話と小物の洗濯です。


直接肌に触れる下着類や小物は水洗いをしたいものです。裾除け、補正着、肌襦袢、腰パットやタオルは脱いだら直ぐに洗いましょう。補正着などはある程度畳んでネットに入れて洗濯機にお任せしてしまいましょう。腰紐も時々洗ってアイロンを当てるとまた使いやすくなりますよ。
足袋の汚れは膨らんでいるところですから爪の上や鼻緒の外側と縫い目のあるところです。縫い目にブラシを当てて砂や埃を掻き出すようにして、足袋表面の汚れは洗剤をつけて揉み洗いをしますが一晩漬けておくととりやすくなります。また足袋は脱がずに履いたままお風呂場に行って洗うと良いとも言われます。それは直ぐに洗うことと足の形に付いた汚れがとれやすいからのようです。
半衿も水洗い出来るものなら直ぐに長襦袢から外して洗います。半日しか着てないし・・・とか思ってそのままにしてしまうと大変です!3〜4ヵ月すると汚れが浮き出て来ます。それが次のシーズンまで置いてしまったら茶色の線がくっきりです。水洗い出来ない絹や刺繍が沢山あるものはリグロインをガラス瓶かポリ袋に入れてよく振り、10分程天日干しをすると綺麗になります。
写真はあまり洗う事のない伊達締めと帯締めを洗っているところです。自分で和装小物のクリーニングをする為に持ち寄った物です。他にも絹縮の腰紐や帯揚げも洗ってみました。
リグロインに漬けてよく絞ってスプレーのりをかけておきます。帯締めの房は液の中でブラシを当て整えます。伊達締めは干しながら縦横に布目を通します。しばらく干しておいたらすっきりと気持ち良く乾きました。このくらいならわざわざクリーニングに出さなくても自分でお手入れできますから手入れをしましょう。



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