新型コロナウイルスの影響で延びていた昇段試験ですが、この度ひと月遅れで行う事ができました。
残念ながら、遠方からの受験者は移動が困難なこともあり今回は受けられませんでした。
今回の受験者は三段の方と初段の方です。
初段の試験は事前に受験の動機に関するレポートを提出し、当日は筆記試験と留袖を自分で装う実技試験、面接があります。初段の方は初めての昇段試験ですから大概の人はとても緊張します。今日の受験者も緊張していた様ですが落ち着いて見えました。
三段の試験では将来の展望に関するレポート、当日の筆記試験、実技試験は二種類で一つは自分で装う着物は江戸小紋か色無地に九寸名古屋帯でお太鼓を締め、もう一つは初めて会うお嬢さんに振袖を着付け、帯は変わり結びの文庫を結びます。最後は面接です。さすがに三段の受験者は落ち着いて見えました。貫禄でしょうか?
何にしてもお疲れ様でした。合格している事を祈ります。
昇段試験の審査員は、木久学院の学院長達御三方です。今回は偶然に学院で販売した小千谷縮で出来たマスクを3人共着けていてお揃いになりました。いつも真剣に審査をしてくださりありがとうございます。審査される人もする人も皆さん一生懸命取り組んでくださいました。これからの木久学院をよろしくとお願いしたい気持ちでいっぱいです。
ちなみにマスクは今3種類販売中です。まだ少し在庫があります。
*手結びの着付けで手持ちの物を使って着付指導します。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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