成人式も終わりましたが、師範二級の合同講義は振袖の着付です。
近頃はミスの第一礼装の振袖姿を見るのも成人式がほとんどですが、以前は若いお嬢さんの振袖は、お見合いや結婚式はもちろんお茶会や初詣、ちょっとしたパーティなどいろいろな場所で眼にすることが出来ました、古くは袖の長いのは魔除けに通じて縁起が良いとされ定着したようです。
お嬢さんに振袖を着付けるのに注意することは、補正をし過ぎないこと、着物に慣れていないので必ずウエスト回りのタオルに腰紐を重ねてきっちり締めること、全体のバランスを見て水平垂直を意識する、袖が長いので長襦袢と着物の振りをキチンと揃える、その上で帯結びはおおらかにひだを生かして仕上げ、どこから見ても綺麗に着付けることです。
木久学院では紐さえ有れば着付けられますが世の中には着付用の便利グッズが出回っています、セルロイドの差し込み芯、三重ゴム、着物用ゴムベルトなどそれらも使えなくてはなりませんので日々の勉強研究も大切です。それは振袖を着るお嬢さんにその日1日気持ち良く過ごして頂く為です、振袖を着るのは晴れの日ですから。
*お手持ちの物を使って手結びの着付け指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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