木久学院では、今年46回目となる昇段試験を行われました。
最近の異常気象に漏れずこの日も朝は土砂降りでしたが昼前に雨は上がり、帰る頃にはしっかり青空が広がる夏の清々しい空になっていました。
木久流の段制度は初段から五段までの5段階、各段ごとにレポート、筆記試験、実技試験、面接があります。実技試験は初段は鏡無しの留袖自装、二段は留袖他装、三段は無地または江戸小紋の着物に九寸名古屋帯の自装と他装で振袖に文庫結び、四段は鏡無しの留袖自装と当日指定のモデル当日指定のきもの当日指定の変わり結びと大変です。今年は受験者が居ませんでしたが五段はきものの格に合わせた帯を締める鏡無しでの自装、他装は当日指定のモデルと衣装を使っての二重太鼓の着付、もう一つ当日指定のモデルと衣装を使って振袖に創作帯結び小物のアレンジとさらに難易度が上がります。
皆さんそれぞれの課題に精一杯挑戦されたと思います。お疲れ様でした。
良い知らせが届く事を祈っております。
*お手持ちの物を使って手結びの着付け指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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