木久学院の師範科コースは1年間です。1年のうちにたくさんの課題が詰まっています。これまでの基礎科、専門科では着付技術を磨いてきましたが師範科では技術に加えて知識を深め理論的に組み立ててわかりやすい解説をつけて伝える事が要求されます。
師範科の最初の課題は小紋のきものと八寸名古屋帯と必要な小物に至るまで説明しその後自装をしながら動作の説明をする事です。次も留袖と袋帯、小物の説明の後他装の解説しながら着付けます。振袖の他装も同じです。初めて会うお嬢さんにタオルで補正して着付ける査定もあります。最後は留袖自装を解説しながら着付けます。その後資格審査会において留袖自装を鏡なしで着付けて師範三級資格が得られます。
他にも実際に基礎科の人と接して着付け指導をする課題があります。合同講義も基礎科指導の為の基礎科セミナー、着物や帯の生地見本帖を使った和服地講義、1年の締めくくりと指導者になる為の心構えの着付道があります。
師範科の1年間は盛り沢山の課題と内容で忙しくあっという間ですが自信と実力が付く事でしょう。早く教室を開いてきものを広めてほしいものです。
*お手持ちの物を使って手結びの着付け指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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