今月のたちばな会は半幅帯、種類と結び方、きものの合わせ方など
半幅帯と云えば浴衣姿が思い浮かびますが普段のきものにも是非締めてほしい帯です。
半幅帯とは並幅の帯(丸帯や昼夜帯)の半分の幅で出来ていたのでこう呼ばれていました、大体幅は15㎝です、近年は体格が良くなったこともあり幅が20㎝近くある物も見受けられます、長さにしても3m 50㎝くらいから4m 50㎝くらいまで様々です。仕立てのくくりも無く単衣物から袋状に織られた物、染め生地に芯を入れた物、表裏別布を使って仕立てた小袋帯などもあります。もともと帯揚げや帯締めを使わず羽織下に気軽にしめた普段帯ですが近年は羽織もあまり用いなくなりましたが、前掛けや割烹着の下に締めるには丁度いい帯になりました、きものに半幅帯だけでは寂しいので帯揚げや帯締めを用いる事が増えたようです、若いお嬢さんは可愛く飾って年配の方は体型カバーに小物を使うことをお勧めします。
帯結びは木久学院の創立55周年記念きものパーティーで披露しました、てふてふとわをん♪に加えて、中高年の方に結んでほしい創作帯三種、ひらひら結ぶ「さらさ」もこもこっと結ぶ「しをり」くるくる丸める「まるく」どれも大人の雰囲気でふんわりと結んでみて下さい。
*お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせ下さい*
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