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木久学院の高等師範科 6月は和服地から 染め生地

2023年06月19日 ブログ
木久学院の高等師範科 6月は和服地から 染め生地 木久学院の高等師範科 6月は和服地から 染め生地

今月の高等師範科は和服地から染め生地がテーマです、白生地の種類、特徴、触感から染めの技法、季節ごとの着物、帯や小物の合わせ方など盛り沢山です。
 染め下生地に使われる白生地と言っても多くの種類があります、大きく分けると縮緬系、羽二重系の他に平絹、夏物や紬系の白生地も有りますので全てを覚えるのは難しいと思いますが、きものの生地は名前を聞いて状態を想像し易いものも多いです。
 縮緬系はシボのある生地です、代表的な物として一越縮緬、古代縮緬、変わり無地縮緬が有ります、一越縮緬は縮緬の基本とも言える織り方で経糸に生糸、緯糸に強撚糸を使いますがこの緯糸の事は1本2本ではなく一越二越と数えます、一越縮緬とは緯糸に右撚り(S 撚り)の強撚糸と左撚り(Z 撚り)の強撚糸を交互に打ち込む為に一越縮緬と呼ばれています、そうして平織りにしたものを精錬すると強撚糸の撚りが戻って縮みます、この縮んで出来た凹凸をシボといいます、古代縮緬は緯糸に右撚り糸、左撚り糸それぞれ2本ずつ交互に織り込んだものです、一越縮緬と比べてシボが高いので「鬼シボ縮緬」とも呼ばれます。
 まだまだ白生地の種類がありますが有りますが続きは次の機会に。

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