木久学院の師範三級は一年間、着付技術の他に知識を深める勉強をします。
今回の師範科生は昨年、令和4年の10月に進級された方々です。
講義前に留袖を他人に着付けながら解説をするという査定が行われましたが、説明をしながら着付けるのはなかなか難しく、着付けに一生懸命になると解説が止まってしまいます、この先まだ振袖の他装の着付と留袖の自装の着付に解説をつける査定が行われます。
査定が終わって、師範科初めての合同講義は基礎科を指導する為のレクチャーです、基礎科は1回2時間、月3回、個人差もありますが一応6ヶ月間です。時間割の中で授業をどう進めていけばいいか、いかに生徒さんに解り易く、楽しんで着物を着てもらえるか、どうしたら飽きないで反復練習ができるか、などを考えます。 実技披露でも細かいところを丁寧に説明しながらゆっくり見せてもらいました、名古屋帯と袋帯の違いもよくわかりました、生徒さんが基礎科を終了するときには、留袖を上手に着付けられるようになっているはずです。指導する側も責任重大です。師範科終了したらすぐに自分の教室が開けます。
*お手持ちの物を使って手結びの着付指導をします。お気軽にお問い合わせください*
着付の名門 木久学院
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